自分の仕事を創る(創職)ためのステップとは?

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昨日に引き続き、先日参加した場での気づきを書いてみる。今回は「自分の仕事を創る」(創職)のためのステップについて。

 

「自分の仕事を創る」(創職)とは、仕事に自分を合わせるのではなく、自分に仕事を合わせる姿勢のことを指す。もう少し具体的には、①自分にあった仕事を創り出す、②いまある仕事を自分なりにとらえ直してみる、の2つがある。

 

これまでは、自分の内なる声に気づき、そこから行動してみることが創職へのステップだと考えていたが、それだけでは要素が不足しているのでは?と考えるようになった。

 

それは「内なる声を出している自分の起点」だ。

どれだけ自分の声を聞いていたとしても、その声を出している源である自分の起点が恐れや不安に支配されていたら、それは創り出しているのではなく、生き残りをかけた適応行動だ。適応反応から創職をしても「本当にお金が稼げるか不安」「誰にも必要とされなかったらどうしよう」など、不快な感情が押し寄せ、それに対処することに手一杯になってしまう。

しかし、自分の願いや使命に繋がったところからの創職は「たとえ当初は儲からなくとも、儲かるまでやる」「必要とされなくともやる」というようなマインドセットになる。

もちろん最初はそんなクリエイティビティに溢れたマインドセットからスタートしても、現実を扱って行くうちに適応的なマインドセットになってしまうこともある。その時は改めて、本当に望む起点に繋がることを選択し直す、ただそれをこまめにやっていくだけだ。「何をやったか?ではなく、どこからやったか?」「選択と行動は起点に一貫しているか?」これだけが創職とそこから起きる現実の質を決める。

 

だから創職活動は一度やったら終わりではない。繋がりが途切れるたびに、自分が成長・変容するたびに行うものなのだ。